- 若松 泰子
- 【中堅職員】特別養護老人ホームほほえみの園(都城市)

介護職に興味を持ったきっかけと、介護の仕事に就いた理由を教えてください。


ロボット・ICTの活用による介護現場の変化を教えてください。

いわゆる3Kの時代は遠い昔のことであり、先進的な職種に変化していることを身をもって感じています。
介護職は他の職種よりもロボット・ICTの導入は進んでいる、可能性に満ちたお仕事だと思います。
例えば、ケアの内容をパソコンの前に座って記録する必要がありません。
職員が装着しているインカムを通じてケアの内容をつぶやくだけで、介護記録、連絡、申し送りなどを瞬時に音声入力しているからです。
そのため、スタッフ間の引継ぎに時間を費やすことなく、勤務時間めいっぱい目の前の入居者さんと関わることができます。
夜間の巡回も、睡眠深度を目で見て判断でき、入居者さんにとって負担の少ない時間を判断しお部屋に伺うなど、ケアが必要な場所に特化した支援が可能になっています。

介護職のやりがいや魅力を教えてください。

お一人お一人の人生は違っていて、その方を主人公にしたドラマがあります。介護職員が支援させていただくことで、その方のドラマに脇役として携わらせていただけることは大変責任のある事ですし、光栄なことだと日々感じています。
入居者さんのニーズに対してどのようにしていけばよいかを本人様や御家族とスクラムを組んで考え、その結果、入居者さんが幸せそうな笑顔を見せてくださった時に心からやりがいを感じます。
公開日:2025.01.01
介護の仕事に就く前は歯科医院に勤めていました。
患者様のうち高齢の方が6割程を占めており高齢の方と接する機会が多かったのですが、おばあちゃん子ということもあって、当時から高齢の方と関わることが大好きでした。
歯科医院の患者様とお話をしていく中で、老いへの不安を持たれていることなどを知り、心身共にケアができることは何かないかと考えた時に、介護の仕事への興味や憧れが生まれ、介護の世界へ飛び込む決意をしました。